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新耐震マンションの耐震基準審査日記です
今回のマンションは[霧が丘グリーンタウン]です。

霧が丘グリーンタウンの耐震基準適合審査日記

霧が丘グリーンタウン

今回の審査対象住宅は「霧が丘グリーンタウン第4-9号棟」です。依頼主は個人様から直接の依頼でした。耐震基準やフラットの審査依頼はほとんどの場合で物件の仲介をする会社の担当者が多いですが、まれには今回のように買主様が直接に依頼をしてくださる場合があります。

不動産売買において買主が必要とする「フラット35適合証明」「耐震基準適合証明」「インスペクション」などは、一般的には仲介をする不動産会社が世話を焼いて手助けをすることが多いですが、この仕事は不動産会社の仕事ではないから買主本人がやることだと割り切っている会社も有ります。 今回もそのようなケースで、個人の買主様からの直接のご依頼でした。

「霧が丘グリーンタウン」はバブル時の建立です。当時の住宅公団が開発した大規模ニュータウンで、築年数は旧耐震と新耐震が入れ混じっています。どちらかといえば旧耐震のイメージのあるニュータウンです。

なので、最初に買主様からお問い合わせを頂いたとき、旧耐震のイメージが強かったので該当の住棟の簡易判断では耐震基準は無理だと判断しました。 クランツ事務所では旧耐震マンションで多くの発行実績を持っています。それは5階建て以下の壁式構造に限りますが、まさしく「霧が丘グリーンタウン第4-9号棟」はその対象に入っていましたが、住棟の形状が壁式構造の簡易耐震診断ではNGとなる形状をしていたのです。しかしながら調査を進めていくと、かろうじて新耐震基準で設計施工された住棟であることが判明し、ほっとした物件でした。

自然が豊かで心地よい街並み

霧が丘グリーンタウン

所在地は緑区霧が丘四丁目、最寄り駅は横浜線の十日市場駅で、マンションまではバスで6分、郵便局前停留所を下車して徒歩1分です。バスで15分の東急田園都市線青葉台駅も利用可能です。

マンションから徒歩14分圏内には霧が丘公園、桧山公園、夫婦坂公園、霧が池公園などの公園があり、緑の環境にも恵まれ、子供の普段使いの公園として重宝します。また、徒歩15分圏内にはスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストア、病院、薬局、飲食店、金融機関など日常生活に必要な施設が揃っています。

9号棟は5階建て総戸数20戸で住棟は小ぶりなマンションですが、そこは霧が丘グリーンタウン、近隣には多くの住棟が建てられています。住宅の占有面積は100㎡以上の4LDK~5LDKの広いマンションです。このマンションの敷地内にはテニスコート、遊具が設置されたプレイロット、集会室、駐車場、駐輪場などが備わっています。

最寄り駅からは若干距離がありますが、その分自然を活用した住棟のレイアウトや広々とした建物感覚、ちょうど心地よい傾斜などとても雰囲気の良い街です。 耐震基準の建物の経年劣化に関することについても、長期修繕計画に基づいた適切な維持管理が成されていて、保全状況は極めて良好でした。問題なく「耐震基準適合証明」を発行することが出来ました。



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